楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

奈良 法隆寺・中宮寺・朝護孫子寺・龍田大社 御朱印めぐり
地域:

法隆寺・中宮寺・朝護孫子寺・龍田大社 めぐり

 

この記事では奈良県斑鳩町にある法隆寺、中宮寺そして朝護孫子寺、龍田大社をめぐる御朱印めぐりをしています。

法隆寺

 

JR法隆寺駅から、ほぼまっすぐ北に20分ほど歩くと、法隆寺に到着します。 法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町にあり、

聖徳宗の総本山になる寺院です。

法隆寺の縁起によりますと、聖徳太子と推古天皇が、寺の建立による病平癒を願っていた先帝・用明天皇の遺志を継ぎ、

607年に薬師如来を本尊に創建したのが法隆寺の始まりになります。

飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られています。

 

 

現在の法隆寺は塔・金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられています。広さ約

18万7千平方メートルの境内には、190件に上る国宝や重要文化財に指定された建物や宝蔵物があるそうです。

国宝の南大門は、法隆寺の玄関にあたる総門です。室町時代の永享十年(1438)に現在の門が再建されたものです。

 

 

 

同じ国宝の中門の左右に立つ金剛力士像(奈良時代)は、日本に残っている最古のものです。

 

 

本尊を安置するには、飛鳥時代に建てられた威風堂々とした金堂(聖徳太子のために造られた金銅釈迦三尊像、

太子の父である用明天皇のために造られた金銅薬師如来座像などを安置)になります。

飛鳥時代に建てられた五重塔は、日本最古の五重塔になります。

 

 

聖徳太子を供養するための殿堂として建てられたのが夢殿(秘仏救世観音像を安置)です。

 

 

また宝蔵品では、百済観音堂にある『百済観音像』は、八頭身のすらりとした優美な姿が印象的な仏像であり、

飛鳥時代を代表する仏教美術として有名です。 また、百済観音堂の両隣り、東西の宝蔵では、有名な夢違観音像

や推古天皇が所持していた仏殿と伝わる玉虫厨子(飛鳥時代)など多くの宝蔵品を、まじかで観賞することが出来ます。

時間がいくらあっても足りないのが法隆寺と言えそうです。

 

正岡子規が茶店で柿を食べ一服していた時に詠んだと言われている『柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺』の句碑も

境内の鏡池のほとりに立っていました。

見どころ満載の法隆寺、多分、拝観疲れをとるために休んでいると鐘の音にしみじみ秋を感じたのではと思います。

 

 

いただいた御朱印には、十七条の憲法の第一条『和を以て尊しとなす』と墨書きされていました。

 

 

 

中宮寺

 

法隆寺夢殿の隣に位置するのが、法隆寺を総本山とする聖徳宗の中宮寺です。

寺伝によりますと、中宮寺は、聖徳太子の母になる穴母穂部間人皇后の願いによって、そもそもは聖徳太子

の宮居を中央にして、西の法隆寺と対象的な位置に創建された尼寺だそうです。 戦国時代に現在の地に移る

とともに、皇孫尊智女王が住職となり、以来尼門跡として、寺観を整えてきたのが中宮寺だそうです。

 

 

飛鳥彫刻の最高傑作と言われている“考える像”国宝の“菩薩半跏思惟像”(如意輪観音菩薩像)を本尊として

祀っているお寺としても有名です。 半跏思惟像の端正な顔とその優しいほほ笑みをまじかで見まして、これ

まで多くの悩める女性の心を癒してこられたのではと感じた次第です。

いただいた御朱印には、門跡としての“菊紋”と本尊の“如意輪観音”が墨書きされています。

 

 

 

朝護孫子寺  

 

朝護孫子寺は、奈良県生駒郡平群町にある 信貴山真言宗総本山になる寺院です。山号は信貴山、本尊は

毘沙門天になります。「信貴山寺」とも称し、一般には「信貴山の毘沙門さん」として知られています。

 

 

寺の案内によりますと、信貴山の始まりは今から1300年前、聖徳太子が物部守屋を討伐の折、この山で

毘沙門天から必勝の秘法を授かり勝利したそうです。それが寅年、寅の日、寅の刻だったそうです。

そこで自ら毘沙門天像を刻み伽藍を創建、「信貴山」と名付けたそうです。 現在も寺の各所に、張り子

の虎が置かれています。

そして延喜二年(902)、醍醐天皇が「朝廟安穏・守護国土・子孫長久」の祈願所としたことから、

「朝護孫子寺」の勅号を賜ったそうです。

山門である仁王門から入ります。

 

 

 

 

 

 

本堂は、昭和33年に再建されたもので、懸架づくりに朱塗りの欄干を持つ建物です。

 

 

 

下の写真は、本堂前から見た奈良市内になります。

 

 

下は、多宝塔になります。

 

 

境内には、戦に臨まれる聖徳太子の騎馬像も建っています。

 

 

いただいた御朱印は、「毘沙門天」になります。

 

 

境内には、宿坊を営む3つの塔頭寺院があり、こちらでも御朱印をいただくことができます。

 

 

下の御朱印は、千手院(写真上)でいただいた「毘沙門天王」になります。

 

 

 

龍田大社  

 

龍田大社は、JR関西本線三郷駅から徒歩8分ほどの奈良県生駒市三郷町にある神社です。

 

 

祭神には、龍田の風神と総称され天御柱命(あめのみはしらのみこと)国御柱命(くにのみはしらのみこと)

の2柱を祀っています。

創建は崇神天皇の時代、数年に渡って続いた凶作や疫病を鎮めるために祭神2柱を祀ったそうです。

下の写真は、拝殿になります。

 

 

いただいた御朱印には、「風神」と書かれていました。

 

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