楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

鳥取 倉吉・三朝 御朱印めぐり
鳥取 倉吉・三朝 倭文神社、長谷寺、三佛寺 御朱印めぐり  
 

この記事では、鳥取県中部、倉吉、三朝地域にある倭文神社、長谷寺、三佛寺をめぐる御朱印めぐりを紹介しています。

 

倭文神社  
倭文神社(しとりじんじゃ)は、鳥取県湯梨浜町大字宮内にある伯耆国一宮になる神社です。
祭神には、健葉槌命(たけはづちのみこと)、下照姫命(したてるひめのみこと)などを祀っています。
創建年は不詳とのことですが、平安時代には、伯耆国一宮であったそうです。
当地の氏族であった織物を業とする倭文氏が、祖神の建葉槌命(織物の神)を祀ったのが起源になるようです。
大国主命の娘になる下照姫命は、出雲からこの地に来て、安産の普及に努めたといわれ、安産の神として信仰を集めています。

東郷池の湖畔から案内に沿って道を登ると突き当りが倭文神社、緩やかな参道の石段を上ると神門が見えてきます。

参道を進むと、林の中に落ち着いた拝殿が見えてきます。

拝殿前には、迫力ある狛犬が控えていました。
長谷寺  
長谷寺(ちょうこくじ)は、倉吉市仲ノ町にある天台宗の寺院です。山号は打吹山、本尊は十一面観音になり、
中国三十三観音霊場の30番札所になっています。
室町時代、江戸時代に信者から奉納された絵馬が多く、「絵馬の寺」として知られています。
寺の案内によりますと、創建は養老五年(721)、元明天皇の勅願による法道上人が開いた寺になります。
打吹山の麓の駐車場に車を止めて、300メートルほど参道を登っていくと本堂の舞台が見えてきます。
そして、江戸時代前期に建立された仁王門があります。
そして桃山時代に建立されたという本堂になります。
いただいた御朱印には、観音様のいらっしゃるお堂「大悲殿」と書かれていました。
三佛寺  
三佛寺(さんぶつじ)は、鳥取県東伯郡三朝町にある天台宗の寺院です。山号は三徳山、本尊は釈迦如来、阿弥陀如来、
大日如来の三仏になります。
寺の縁起によりますと、寺の始まりは慶雲三年(706)、役小角(えんのおづね)が三弁の蓮花を散らしたところ、四国
の石鎚山、奈良の吉野と共に三徳山に落ちたので、修験の行場として堂宇を建てたことに由来するそうです。
そして嘉祥二年(849)、慈覚大師円仁により伽藍が建立され、釈迦、阿弥陀、大日の三尊が安置され三佛寺と呼ばれる
ようになったそうです。
下の写真は、本堂になります。

「投入堂」(なげいれどう)の通称で知られる奥の院の建物は、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられたお堂で
国宝に指定されています。伝承によりますと、役行者が法力で投げ入れたと言われ、建立方法は今も謎のようです。
投入堂には、本堂の裏にある宿入橋(写真下)を越え、険しい行者道を登っていくことになります。
靴など登山が可能なものでない限り、入場は出来ませんので注意が必要です。

 

下の写真は、投入堂遥拝所から見た三徳山になります。
いただいた御朱印は三つです。   まずは、投入堂の本尊、金剛蔵王大権現を表す「蔵王尊」になります。
二つ目は、中国三十三観音霊場31番札所「大悲殿」になります。
三つ目は、塔頭の一つで、中国四十九薬師霊場の一つになっている皆成院(写真下)の御朱印、「瑠璃光殿」になります。
茂宇気神社  
茂宇気神社(もうけじんじゃ)は、鳥取市鹿野町河内にある神社です。
三佛寺から鳥取鹿野倉吉線を10キロほど鳥取方面に向かうと、左側に見えてきます。

祭神に、天照大神、大山祇神、倉稲魂命を祀っています。 創建年は不詳とのことですが、室町時代以前に「妙見大権現」
と称していたそうです。
駐車場から、人気のない264段の急な石段を登っていたところに社が建っています。

手前が拝殿、その奥が本殿になります。

なお御朱印は、鳥取鹿野倉吉線を3キロほど進んだ右手にある社務所でいただきました。
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