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大津 坂本 御朱印めぐり

この記事では、“京阪電車;石山坂本線”の坂本駅近くにある西教寺と日吉大社、そして近江神宮駅近くに建つ

近江神宮をめぐる御朱印めぐりを紹介しています。
 
 
西教寺
 

西教寺は、大津市坂本にある天台真盛宗の総本山になる寺院です。山号は戒光山、本尊は阿弥陀如来になります。
寺の縁起によりますと、飛鳥時代に聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈、慧聡のために創建した寺と伝えられて
います。その後、久しく荒廃していましたが、慈恵大師良源上人が、念仏の道場として再興したそうです。
その後、室町時代の文明十八年(1486)に、宗祖になる真盛上人が入寺され、堂塔と教法を再興、不断念仏の道場と
されました。以来全国に約四百余りの末寺を有する総本山になったそうです。
 
元亀二年(1571)、織田信長の比叡山焼き討ちの際に西教寺も本堂や本尊が焼失、3年後に復興し阿弥陀如来像を
迎えて本尊としたそうで、これが現存する阿弥陀如来像で重要文化財に指定されています。
 
総門(写真下)から境内に入ります。

 

 

参道の正面突き当たりには勅使門があります。

 

 

勅使門の左側に宗祖大師殿、奥の小高くなった場所に本堂、客殿、書院などが建つ中心伽藍があり回廊で結ばれています。
宗祖大師殿の庭からは、琵琶湖を望むことができます。

 


 
 

本堂は江戸時代中期に再建されたものです。

 

 

客殿は、比叡山焼き討ちの直後に再建された質素で落ち着いた桃山様式を伝える建物です。

 


 
 

本堂の前には、二十五菩薩像と共に焼き討ち後の西教寺の復興に力を尽くした坂本城主明智光秀が
一族の墓と共に祀られています。

 

 

いただいた御朱印には、「不断念佛」と書かれています。
「念仏を絶たない、絶え間なく南無阿弥陀仏を唱え続ける」ことと思います。

 

 
 

日吉大社

 

日吉大社は京阪坂本駅から徒歩5分、比叡山の手前、八王子山のふもとにあります。
全国に3,800社近くあると言われる日吉、日枝、山王神社の総本社で、山王権現とも呼ばれています
社の由緒によりますと、当社は、およそ2100年前、崇神天皇7年に創祀されたそうです。
平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、
また伝教大師が比叡山に延暦寺を開かれてからは天台宗の護法神として崇敬を受けているそうです。
また、境内には、およそ3,000本のもみじがあり、関西屈指の紅葉の名所として、秋には多くの
参拝客で賑わうそうです。

 

 

日吉大社は、東西二つの本宮と五つの摂社からなり、『山王七社』と呼ばれています。
東本宮、西本宮は、ともに本殿は日吉造(ひえづくり)といわれる特殊な建築で、国宝に指定されています。
東本宮は、境内西にそびえる神体山の八王子山(378m)に鎮座する大山咋神を祀ったものです。

 

 

東本宮では、御朱印をいただくことができます。

 

 

西本宮は大津京遷都にあたって奈良県の三輪山より大己貴神(おおなむちのかみ)を勧請したものです。

 

 

西本宮では、「山王総本宮」の御朱印をいただくことができます。

 


 
 

境内を流れる大宮側にかかる石の橋は三つあり、日吉三橋と呼ばれ、重要文化財に指定されています。

 

 

 

また重要文化財である西本宮楼門には、軒下の4隅に“猿”の彫刻がかかっています。猿は神様のお使いで
『神猿』と呼ばれ、「魔が去る」「何より勝る」として縁起の良いものとされてきたわけです。
楼門の4隅で、お猿さんが楼門を守ってくれているわけです。

 

 

 

西本宮に入る鳥居は、山王の「山」という文字を表した山王鳥居であり、、神仏習合の信仰を表す独特の形で、
「合掌鳥居」とも呼ばれています。

 

 
 
 

近江神宮

 
 
近江神宮は、近江神宮前駅から徒歩3分の所にあります。
祭神に大津京を開いた天智天皇を祀り、皇紀2600年を記念して昭和15年に創建された神社です。
 
天智天皇(626-671年)は、第34代舒明天皇の皇子で中大兄皇子と申され、藤原鎌足と
ともに蘇我一族を排し、大化改新(645)を断行された天皇です。
特に天智称制六年(667)に、都を奈良の飛鳥より近江大津宮へ遷され、その後わが国憲法の源
をなす「近江令」を制定、学校制度を創始して国民教育の道を開き、また戸籍の制定(庚午年籍)
土地制度の改革(班田収授)、当時最新の科学技術を駆使して産業振興を図られるなど、次々に
新時代に向けての政策を推進した天皇です。政治経済の改革・学芸文化の創造発展に寄与され、
日本の運命を導いてゆかれたことから開運の神・導きの神として、また産業・文化・学問の神として
崇敬されています。
なかでも漏刻(水時計)をお造りになり、社会生活の基本である時報を始められたことはよく知られ
6月10日の「時の記念日」は、近江朝廷で時報が開始された日を記念して大正9年に制定されたものだそうです
境内には、天智天皇が創始された漏刻(写真下)が設けられています。

 

 

拝殿の前には、朱塗りの楼門がそびえています。

 

 

楼門をくぐると外拝殿がどっしりと構えています。

 

 

 

外拝殿の拝所から正面に見えるのが、祭典や祈祷などが行われるう内拝殿になります。

 

 

 

 

 

また境内には、天智天皇の作と言われる小倉百人一首の巻頭の句『秋の田の 刈穂の庵のとまをあらみ 

わが衣手は 露にぬれつつ』の句碑が建っています。

 

 

 

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