楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

奈良 宝山寺・霊山寺・長弓寺 御朱印めぐり
地域:
宝山寺・霊山寺・長弓寺めぐり  
この記事では、宝山寺・霊山寺・長弓寺をめぐる奈良市西北部の名刹をめぐる御朱印めぐりを紹介しています。
 宝山寺  

宝山寺は、奈良県生駒市門前町にある真言律宗の大本山になる寺院です。山号は生駒山、本尊は不動明王になります。
鎮守神として聖天堂に歓喜天が祀られていて、「生駒聖天」、「生駒の聖天さん」と呼ばれ親しまれています。
生駒山は奈良時代に役行者が開いた修験道場で弘法大師も修行したと伝わる所です。 そして江戸時代の初め、湛海律師
が再興し、大聖歓喜天を祀ったのが事実上の開山になるようです。
以後宝山寺は、聖天信仰の霊場、商売の神として、特に大阪商人の信仰を集めてきたそうです。
鳥居をくぐり境内に入ります。

そして、惣門になります。

惣門から石段を登った所に、本堂(手前)そして並んで聖天堂が建っています。

本堂は、貞享五年(1688)に建立されたもので、本尊の不動明王が安置されています。

本堂では、「不動明王」の御朱印をいただくことができます。

本堂の左隣に建つのが、大聖歓喜天を祀る聖天堂になります。

聖天堂では、「歓喜天」の御朱印をいただくことができます。

聖天堂からさらに登ると文殊堂や奥ノ院、開山堂、そして昭和32年に建立された多宝塔などがあります。

多宝塔(写真上)には、愛染明王が安置されていて、「愛染明王」の御朱印をいただくことができます。

霊山寺  

霊山寺(りょうせんじ)は、奈良市の西方、中町にある真言宗大本山の寺院です。山号は登美山、本尊は薬師如来
になります。   寺の縁起によりますと、創建は天平八年(736)、聖武天皇の勅命で、僧行基が伽藍を建立したのち、
インドの婆羅門僧菩提僊那が来日し、地相がインド霊鷲山に似ていることから霊山寺と名付けたことに始まるそうです。

霊山寺の入口は、山門ではなく主に塗られた鳥居(写真上)になります。 霊山寺には弘法大使がお祀りになった
辯才天を安置する辨天堂(写真下)への入口として鳥居があります。

なお辨天堂では、「大弁才天女尊」の御朱印をいただくことができます。

本堂は、弘安六年(1283)に建立されたもので、鎌倉時代和様仏堂の代表作として国宝に指定されています。
優美なゆるやかな屋根勾配を持つ落ち着いた建物です。

本堂には、本尊の薬師如来が安置されていて、「薬師如来」の御朱印をいただくことができます。

本堂の手前にある鐘楼(重要文化財)は、本堂と同時期の建築と推定されています。

谷をはさんで本堂と反対側の斜面上には三重塔(重要文化財)があります。

境内入口には、昭和32年に開園された1200坪の薔薇庭園があり、シーズンには200種2000株の薔薇が咲き誇るそうです。
訪れたのは7月の初め、バラも終わりを迎えていました。

長弓寺  

長弓寺は、近鉄けいはんな線の学研北生駒駅から徒歩15分ほどの奈良県生駒市にある真言律宗の寺院です。
山号は真弓山、本尊は十一面観音になります。

 

創建は奈良時代の神亀五年(728)、聖武天皇の勅願により、僧行基が十一面観音を本尊に開山した寺になります。
鎌倉時代に入り、真言律宗の開祖である叡尊により再興され、現在の本堂は、その時に建てられたものになるようです。
本堂(写真下)は弘安二年(1279)に建立されたもので、鎌倉時代の密教仏堂の代表作として、国宝に指定されています。

長弓寺では3つの塔頭寺院で国宝である本堂とその境内地を護持しています。

その中で薬師院は長弓寺にある3つの塔頭寺院の一つで、阿弥陀如来を本尊としてお祀りしています。

薬師院では、「阿弥陀如来」の御朱印をいただくことができます。

長弓寺の御朱印「大悲殿」も薬師院の方でいただくことができます。

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