楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

厚木・座間地区 御朱印めぐり
地域:

星谷寺・座間神社・飯山観音・日向薬師 御朱印めぐり  

 

この記事では、神奈川県の中央部に位置する厚木・座間地区の御朱印めぐりを紹介しています。

 

星谷寺    

 

星谷寺は、神奈川県座間市にある真言宗大覚寺派の寺院です。山号は妙法山、本尊は聖観世音菩薩であり、
坂東三十三所観音霊場の第8番札所になります。
寺の縁起によりますと、創建は奈良時代の天平年間(729~749)に、行基により開かれたそうです。

仁王像が左右に並ぶ境内(写真上)に入りますと参道の左側に、嘉禄三年(1227)に勧進鋳造された梵鐘が
かかる鐘楼があります。この鐘は、東日本最古の鐘になるそうで、国の重要文化財に指定されています。

下の写真は、本堂になる観音堂です。

いただいた御朱印には、「聖観世音」と書かれています。


座間神社
   

座間神社は、JR相模線の相武台下駅から徒歩5分ほどの座間市にある神社です。 主祭神は、日本武尊になります。

社の由緒によりますと創建は2説あるようですが、古くは欽明天皇の御代(539~571)、悪疫が流行した時に
飯綱権現の化身である白衣を着た老人が現れ、悪疫を鎮めてくれたそうで、その後、村人が飯綱権現(長野県飯綱山)
を祀ったのが始まりになるそうです。

座間神社へと社名が改められたのは明治九年、当社が村社になる時に、防火の神様とも呼ばれていた日本武尊に
祭神を改め、「座間神社」に改名されたようです。

 

 

長谷寺 (飯山漢音)

 

長谷寺は、厚木市にある高野山真言宗の寺院です。
山号は飯上山、本尊は十一面観音菩薩で坂東三十三所観音霊場の6番札所になります。
寺の案内によりますと創建は神亀二年(725)、僧行基が開き、後の大同二年(807)弘法大師空海が密宗の
道場としたといわれています。   仁王門(写真下)から境内に入ります。

 

仁王門は、建久年間(1190~1199)源頼朝が秋田義景に命じ て造営させたものだそうです。
下の写真は本堂、本尊の十一面観音菩薩を安置する観音堂になります。

 

 

下の写真は、鐘楼、銅鐘は県の指定文化財になっています。

いただいた御朱印には、観音様が安置されているお堂「大悲殿」と書かれていました。

 

 

日向薬師  

 

日向薬師(ひなたやくし)は、神奈川県伊勢原市日向にある真言宗の寺院です。山号は日向山、
正式名称は「宝城坊」になります。 寺伝によりますと、奈良時代初頭の霊亀2年(716)に、
僧行基が薬師如来のお告げにより、相模国のこの地に、日向山 霊山寺(りょうぜんじ)を開山
したことが始まりだそうです。
日向薬師のバス停から、表参道を進んでいくと二体の仁王像が並ぶ山門(写真下)があります。

 

さらに、階段の多い参道(写真下)を500メートルほど進むと本堂になります。

 

 

本尊は薬師三尊像で『日向薬師』の名で親しまれ、日本三薬師の一つに数えられている霊場です。

薬師信仰は奈良時代に盛んになり全国に広まりました。 薬師如来は東方瑠璃山(とうほうるりせん)
に在って現世のご利益を願う尊(ほとけ)です。
人々の心の安らぎ、和やかさ、健やかさの加護を願う尊として人々の信仰をうけているわけです。
本堂である薬師堂は、旧霊山寺の別当坊である宝城坊が霊山寺の本堂を引きついたもので、1660年に
大規模改修されたものが現存しています。単層茅葺屋根で創られた、荘厳な趣のある建物だそうですが、
残念ながら、現在平成の大修繕中で、本堂の拝観はできませんでした。

 

宝物殿(写真上)前でいただいた御朱印には、ご本尊の「薬師如来」と記されていました。

 

 

なお、宝物殿の屋根にかかるように、“白雲木”の木が伸び、おりしも5月初旬、白雲木が藤の花のような、
白いか細い花をつけていました。

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