尾張高野山宗 岩屋寺の御朱印と歴史的魅力を探訪
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺で授与される御朱印
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺では、さまざまな御朱印が授与されており、訪れる参拝者にとって特別な記念となります。
御朱印の種類
- 知多四国八十八ヶ所や知多西国三十三ヶ所などの霊場を巡る参拝者に授与される御朱印
- お祀りされているそれぞれのほとけさまにちなんだ御朱印
- 縁日限定の御朱印、期間限定で授与される御朱印
- 特別な写経を奉納することで授与される納経特別ご朱印
納経特別ご朱印
新型コロナウイルス感染症対策として、心穏やかに過ごしていただけるよう写経を奨励しています。提供される写経は「延命十句観音経」や「般若心経」で、完成後に特別なデザインの御朱印が授与されます。納経料は1,500円で、返送時に振込用紙が同封されます。
参拝者の皆様は、この機会に岩屋寺の美しい自然と歴史を体験しながら、心に残る御朱印を集めることができます。
最近の尾張高野山宗 総本山 岩屋寺の様子
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺は、訪れる人々にとって特別な場所であり、その魅力は時を経ても変わりません。
参拝者の声
- 多くの参拝者が奥之院の神秘的な雰囲気に感動し、再訪を望んでいます。
- 御朱印の多様性に驚き、新たな御朱印帳を用意しての再訪を計画する声もあります。
- 特に限定御朱印や師範による直筆の御朱印は、訪れる人々に大きな喜びを与えています。
訪れる理由
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺は、「知多四国八十八」や「尾張三十三」など、数々の霊場の札所としても知られており、その歴史的背景や文化的価値は参拝者にとって大きな魅力です。特に、駐車場が満車になるほどの訪問者があり、納経所で列ができるほどの人気ぶりを見せています。
参拝の体験
参拝者は、本堂や奥之院の訪問だけでなく、特別な御朱印の収集、そして寺院周辺の自然や文化に触れることで、心穏やかな時間を過ごしています。また、岩屋寺マルシェなどのイベントもあり、訪れる人々にとってはさらなる楽しみがあります。
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺で行われる祭事・イベント
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺では、年間を通して様々な祭事やイベントが行われており、多くの参拝者で賑わいます。
主な年中行事
- 初詣 - 1月1日から3日
- 初午 - 2月の最初の午の日
- 大祭左義長 - 2月17日
- 九万九千日 - 8月9日
月例行事
- 岩屋寺大祭 - 毎月17日
- 岩屋寺マルシェ - 毎月17日(2月除く)
特別な催しと体験
- 灯りフェスタ - 8月9日
- 流しそうめん - 毎年8月(開催日未定)
- 写経体験 - 毎月第一日曜日
- うでわ念珠つくり - 毎月第二日曜日
- 阿字観体験 - 毎月20日
- そば打ち体験 - 不定期
これらの行事やイベントは、尾張高野山宗 総本山 岩屋寺の伝統や文化を体験する絶好の機会となります。
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺の歴史
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺は、長い歴史を持つ霊場であり、多くの信者や観光客に尊崇されています。
創建とご本尊
岩屋寺は霊亀元年(715年)に、行基菩薩によって創建されました。寺のご本尊である千手観音は、多くの人々からの信仰を集めています。
歴史的背景
岩屋寺の創建は、元正天皇の勅命により、朝廷から押小路中納言実直卿が派遣され、聖観音の開眼供養が行われたことに始まります。その後、弘法大師空海が百日間の護摩修行を行い、岩屋寺を尾張高野山としてさらに発展させました。
重要な出来事
- 創建当時は堂塔伽藍十二ヶ坊、大門、楼門、多宝塔が建立され、荘厳な様子だったと記録されています。
- 大同3年(808年)、弘法大師空海が奥之院を開いたと伝えられています。
- 文化年間(1804年 - 1818年)には、尾張藩主・徳川斉朝の依頼により、天台宗の密教僧豪潮律師によって本堂が再興されました。
現在の岩屋寺
現在、岩屋寺は「大本堂」、「奥之院」を含む複数の霊場から構成され、裏山の山頂には空海が修行した大師大仏や不動明王などの五仏の霊所があります。また、参道には八十八大師像と五百羅漢像が並ぶ、空海と豪潮律師によって開かれた歴史的な石仏群があります。
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺の見どころ
経蔵
寛政11年(1799)に着工し、2年後に完成した経蔵は、一切経が収蔵されていた歴史があります。現在は、宝物館にて保管されています。
鐘楼
元禄十年(1697)の火災で焼失後、宝暦三年(1753)に再建された鐘楼は、総欅造りの長方形で、細かい扇垂木など、非常に造るのが困難な建築方法で造られています。
阿弥陀堂
平治元年(1159)に、浄土真宗開祖親鸞聖人が訪れ、弘法大師七井の井戸の水を汲み、自ら阿弥陀如来の一尊を書き納めたと伝わり、現在の阿弥陀堂の本尊となっています。
五百羅漢像
文政三年(1820)に、当山の住職であった豪潮律師によって開眼された五百羅漢像は、一体一体が個性を持っています。
弘法大師像
昭和三十年(1955)に、尾張高野山宗開祖豪鉄大僧正によって開眼された弘法大師像は、大師ヶ嶽の山頂にあり、この地と伊勢湾を航行する船舶を見守っています。
笠森神社
眼病平癒に霊験あらたかだとされる笠森神社は、元は旧山海村の山本助左衛門によって建立されましたが、後に岩屋寺に併祀されました。
讃仏殿(客殿)
岩屋寺檀家様のご位牌をお祀りする場所であり、法要や各催事の会場としても使用されます。
弁天の間
戦国時代に本堂に火を放った際に、火を消して下さったと伝説が残る弁天様をお祀りしています。
三鈷の松
三鈷の松は、子宝成就や安産祈願、恋愛成就のために参詣者が訪れるようになりました。
尾張高野山宗 総本山 岩屋寺(おわりこうやさんしゅう そうほんざん いわやでら)の詳細情報
- 尾張高野山宗 総本山 岩屋寺 (おわりこうやさんしゅう そうほんざん いわやでら)
- 愛知県知多郡南知多町山海間草109
- 公共交通機関でお越しの方 名古屋鉄道 知多新線 内海駅より海っ子バス 西海岸線 松原停留所から徒歩25分 (時間帯によって岩屋寺停留所に停まります) 車でお越しの方 南知多道路 古布ICより15分
- 0569-62-0387
- https://www.iwayaji.jp/