楽しい御朱印めぐり

日枝神社の御朱印:神猿と共に神聖な体験を

日枝神社の御朱印:神猿と共に神聖な体験を

日枝神社で受けられる魅力的な御朱印

御朱印の種類

日枝神社では、限定御朱印を含む複数の御朱印を頒布しています。特に注目すべきは、庚申の日に頒布される猿田彦神社の御朱印や、正月三が日と八坂神社例祭日にのみ頒布される八坂神社の御朱印です。また、東京十社めぐり専用の御朱印帳もあり、これらは特定の日やイベントに合わせてのみ手に入れることができます。

御朱印帳

日枝神社ではオリジナルの御朱印帳も販売しており、ピンク色のものは初穂料1000円、東京十社めぐり専用の紫色の御朱印帳は初穂料1200円、明治150周年を記念した白色の数量限定御朱印帳は初穂料1500円で提供されています。これらの御朱印帳は、日枝神社の魅力を持ち帰る素敵な方法です。

御朱印の受け取り方

御朱印は、日枝神社内の特定の場所で受け取ることができ、受付時間は通常、午前9時から午後4時までです。ただし、限定御朱印の場合は、頒布日や受付時間が異なる場合がありますので、事前に公式SNSで最新情報を確認することをおすすめします。

最近の日枝神社の賑わいと特別な御朱印

日枝神社の現況

2024年初頭、日枝神社は多くの参拝者で賑わっています。特に注目されているのは、狛犬ではなくが配置されていることで、都心のオアシスとしての役割を果たしています。また、令和の御朱印帳が2680冊限定で配布されており、その希少性から参拝者の間で話題になっています。

参拝者の体験

  • 参拝列やお守り購入には、それぞれ30分以上の待ち時間が発生していることがあります。
  • 御朱印には、現在の「皇城之鎮」と昭和中期から平成中期に使用していた復刻版があります。
  • 初詣や特定のイベント時には、特に混雑が予想されます。

アクセスと周辺の様子

日枝神社は国会議事堂から徒歩10分の距離にあり、現代と歴史が融合する独特の空間を提供しています。参道にはエスカレーターが設置されており、アクセスの便利さが参拝者から高く評価されています。

日枝神社で体験できる祭事・イベント

年間を通じた祭事

日枝神社では、年間を通じて様々な祭事が行われます。例えば、初詣節分祭稲荷祭大祓中秋管絃祭庚申祭など、季節ごとに特色ある行事が準備されています。

山王祭

山王祭は、江戸三大祭の筆頭として、また京都の祇園祭・大阪の天神祭と共に、日本三大祭に数えられる盛大なお祭りです。隔年で6月に開催され、東京都心を300mにわたる祭礼行列が練り歩く様子は圧巻です。次回の開催は令和6年6月予定で、東京のど真ん中で江戸時代にタイムスリップしたかのような体験ができます。

特別な奉祝行事

また、末社八坂神社例祭表千家家元献茶式境内茶園並狭山新茶奉納奉告祭など、特別な奉祝行事もあります。これらの行事では、日本の伝統文化を身近に感じることができるでしょう。

日枝神社の豊かな歴史と文化

日枝神社の創建とご祭神

日枝神社は、鎌倉時代初期に江戸氏によって山王宮として祀られたことに始まります。その後、文明10年(1478年)に太田道灌が江戸城内に川越から山王社を勧請し、徳川家康の江戸入府と共に江戸城の鎮守となりました。主祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)で、山水を司り、万物の生成発展を守護する神として崇められています。

社格の変遷

日枝神社は明治元年(1868年)に准勅祭社に指定され、明治15年(1882年)には官幣中社に列せられ、大正元年(1912年)に官幣大社に昇格しました。戦後、社格は廃止されましたが、東京都内をはじめ、全国から尊信を集めています。

社殿の再建

昭和20年(1945年)の東京大空襲で社殿が焼失しましたが、昭和33年(1958年)には本殿などが再建され、日枝神社はその威容を取り戻しました。現在でも多くの信者や参拝者で賑わっています。

年間行事

日枝神社では、初詣節分祭山王祭など、年間を通じて様々な祭事が行われ、参拝者を魅了しています。

日枝神社の見どころ

裏参道のエスカレーター

日枝神社の裏参道には、足が不自由な方も安心して訪れることができるエスカレーターが完備されています。表参道に立つ大きな鳥居をくぐると、都会の喧騒を忘れさせるような神聖な空間が広がります。

神猿と御朱印

拝殿前には、狛犬ではなく神猿が置かれていることが特徴です。商売繁盛や社運隆昌、恋愛運や縁結びのパワースポットとして人気があり、特別な御朱印も頂けます。

末社巡り

境内には山王稲荷神社猿田彦神社八坂神社といった末社が並び、各々異なるご利益を授かることができます。末社巡りは訪れた際の隠れた魅力です。

千本鳥居の稲荷参道

その神秘的な雰囲気で人気の千本鳥居が並ぶ稲荷参道は、都心にいながらにして特別な体験を提供します。京都の伏見稲荷大社を思わせるこの場所は、訪れる人々にとって忘れがたい光景となるでしょう。

日枝神社(ひえじんじゃ)の詳細情報

  • 日枝神社 (ひえじんじゃ)
  • 東京都千代田区永田町2-10-5
  • 千代田線赤坂駅出口2より徒歩3分 南北線・銀座線溜池山王駅出口7より徒歩5分
  • 03-3581-2471
  • https://www.hiejinja.net
アクセスが多い御朱印