楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

京都 伏見稲荷大社 稲荷山巡拝 御朱印めぐり
地域:

京都 伏見稲荷御朱印めぐり

 

この記事では、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮になる伏見稲荷大社、麓の本殿から奥社、そして稲荷山
(海抜233メートル)を巡拝する御朱印めぐりを紹介しています。

 

伏見稲荷大社は、JR奈良線、稲荷駅前にある神社で、通称「お稲荷さん」と呼ばれています。

 

稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体が神域になります。社の始まりは、奈良時代の和銅4年(711)、伊侶巨秦公
(いろこのはたのきみ)が勅命を受けて稲荷山の三つの峯に稲荷神を祀ったことに始まると言われ、すでに1300年
の歴史がある神社になります。
祭神である稲荷大神は、「衣食住の大祖にして万民豊楽の神霊なり」と崇められ、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、
請願成就の神と言われています。
全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮で、毎年初詣には近畿地方の社寺で最多の参拝者を集めています。

下の写真は楼門になります。現在の楼門は、天正十七年(1589)に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
楼門の前には、狐が狛犬の代わりに脇を固めています。

楼門の先には内拝殿(写真下)があります。その先が本殿になります。

本殿は、明応三年(1494)の造営で、国の重要文化財に指定されています。

こちらで、「伏見稲荷大社」の御朱印をいただくことになります。

伏見稲荷には信者から奉納された約1万基の鳥居があるそうです。特に本殿裏から奥社に至る“千本鳥居”と呼ばれる所は、
狭い間隔で多数の鳥居が建てられ名所となっています。この鳥居の奉納は江戸時代に始まったそうです。

千本鳥居を抜けると、奥ノ院と呼ばれる奥社奉拝所になります。

奥社奉拝所はお山を遥拝するところで、稲荷山三ケ峰はちょうど社殿の背後に位置しています。
奥社奉拝所では、「伏見稲荷大社 奥社奉拝所」の御朱印をいただくことができます。

奥社奉拝所には「おもかる石」と呼ばれる試し石(写真下)があります。灯籠の前で願い事を祈念して、灯籠の頭の
部分を持ち上げ、その時に自分が予想した重さより軽く感じれば願い事が叶い、重ければ叶わないとのことです。

伏見稲荷大社の絵馬は、狐の姿をしています。

奥社奉拝所の先には、「お山」と呼ばれる稲荷山を巡拝する石段の参道が続いています。
この先も多くの鳥居と祠が点在しています。

奥社から稲荷山に登りはじめ、しばらく行くと新池に到着します。

新池から10分ほど登っていきますと三叉路、三ツ辻に到着します。

三ツ辻を過ぎさらに登ると、三ノ峰、二ノ峰、一ノ峰と、ぐるっと稲荷山を巡拝する起点になる四つ角、四ツ辻にでます。

下の写真は、四ツ辻から麓を見たものになります。

四ツ辻を右回り、稲荷山山頂の一ノ峰をめざし参道の石段を登っていきますと、5分ほどで三ノ峰になります。
三ノ峰には白菊大神が祀られています。

さらに進むと5分ほどで間ノ峰、さらに5分ほど登ると二ノ峰になります。二ノ峰には青木大神が祀られています。

そして二ノ峰から5分ほど登りますと一ノ峰になります。一ノ峰は稲荷山の最高峰(233m)になります。
こちらには末広大神が祀られています。

一ノ峰からは下り、5分ほど進むと御劔社になります。

御劔社の背後には御神体の剱石があります。

御劔社からさらに8分ほど進むと御膳谷奉拝所につきます。
御膳谷奉拝所は、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰の渓谷が集まる要の場所、往古には三ヶ峰に神供をした所と伝えられています。

 

御膳谷奉拝所では、「御山登拝」の御朱印をいただくことができます。

御膳谷奉拝所から北へ200メートルほど下りますと清瀧と呼ばれる滝があります。

御膳谷奉拝所から四ツ辻に戻り、本殿の方にもと来た道を戻ります。 都合1時間半ほどのお山登拝になります。

ページトップ