楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

信州 戸隠神社 御朱印めぐり

戸隠神社は、長野市の北西部にある戸隠山の周辺に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社
を配する神社です。

日本神話で、素戔嗚尊の度重なる非行を嘆き、天照大神が“天の岩屋”に籠られ、
この世が暗黒の世界になった時、無双の神力で“天の岩戸”を開いたという天手力雄命など、“天岩戸開き”に
功績のあった神々を祀っているのが戸隠神社です。
なお神話では、この天手力雄命が投げ飛ばした天岩戸が、現在の戸隠山になるそうです。  

平安時代末には神仏習合の修験道の霊場として、戸隠山顕光寺として全国にその名が知られるほど栄えたそうです。

江戸時代は、門前町として奥社参道の杉並木なども整備され、広く信仰を集めたそうです。

明治の神仏分離令により、戸隠山顕光寺は寺を分離し「戸隠神社」となり、現在に至るそうです。

 

 宝光社    

 

長野方面から登ってくると戸隠山の入口に建つのは、宝光社(ほうこうしゃ)になります。

 

 

落ち着いた杉木立の270段ある石段を上っていくと、神仏習合時代の面影を残す荘厳な社殿が待っています。

 

 

 

こちらの祭神は、天表春命で中社の祭神である天八意思兼命の子になります。

学問や技芸、裁縫、安産や婦女子の神として神徳があるそうです。
 こちらでは、「戸隠神社」宝光社の御朱印をいただくことができます。
火之御子社    
宝光社から1.5kmほど登った所にある神社です。火之御子社(ひのみこしゃ)は、戸隠神社の他の4社が
神仏混淆であった時代も、ただ一社一貫して神社であったそうです。
祭神には、天照大神が隠れた天岩戸の前で面白おかしく踊って天照大神を誘い出すきっかけをつくったと
される女神;天鈿女命などを祀っています。天鈿女命は、舞楽や芸能、また火防の神になるそうです。
 境内には、樹齢五百年を超える「結びの杉」や「西行桜」があります。
御朱印は、宝光社の社務所でいただきますが、「火之御子社」と書かれていました。
 中社    
火之御子社からさらに1.5kmほど登った所にあるのが中社(ちゅうしゃ)です。 主祭神の天八意思兼命は、
天照大神が天岩戸に籠られたとき、岩戸神楽を創案し、岩戸を開くきっかけを作ったとされる神で、
知恵の神になるそうです。
入口の大鳥居をくぐった石段の上には、樹齢800年を超えるという「三本杉」があり、天然記念物に指定されています。
石段を上った所が中社になります。
こちらでは、「戸隠神社」中社の御朱印をいただけます。
奥社    
中社から、平たんな道を2.5kmほど行った所に奥社への入口があります。
奥社へは、こちらで車を止め、まっすぐ続く約2kmの参道を徒歩で登っていきます。

車を降り、まっすぐのびる平たんな参道(写真上)をおよそ800メートル進むと、途中に山門、
赤い「随神門」があります。
 随神門から先は、江戸時代の初めに植えられたという樹齢400年を超える天然記念物の杉並木の参道が続き、
戸隠神社の景観を作っています。
 次第に傾斜がきつくなる参道を進むと、300段前後はあると思われる最後はきつい石段が待っています。
 下の写真は奥社の遠景になりますが、背後には戸隠山の絶壁が迫っています。
奥社(写真下)の祭神は、天照大神が隠れた天岩戸をこじ開けた大力の神;天手力雄命になります。
 奥社では、「戸隠神社」奥社の御朱印がいただけます。
九頭龍社    
九頭龍社は、奥社のすぐ下にあります。
祭神は九頭龍大神で、奥社に天手力雄命が祀られる以前から地主神として崇められていたそうです。
水の神、雨乞い、縁結びの他、虫歯・歯痛にご利益があるそうです。
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