楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

名古屋 熱田神宮・笠寺観音 御朱印めぐり

熱田神宮・笠寺観音・泉増院 御朱印めぐり

この記事では、名鉄本線沿いにある熱田神宮、笠寺観音、泉増院の御朱印めぐりを紹介しています。

熱田神宮

熱田神宮、名鉄神宮前駅から徒歩3分、名古屋市熱田区にある神社です。

三種の神器の一つ「草薙の剣」を御神体として祀る神社として有名です。

“草薙の剣”は、スサノオノ命がヤマタノ大蛇を退治した時に、大蛇の尾から出てきたという剣で、
スサノオノ命から天照大神に献上され、天孫降臨の折、ニニギ命に手渡されたものだそうです。

社の由緒によりますと、創建は第12代景行天皇の御代、日本武尊は東征の後、草薙の剣を今の
名古屋市緑区の火上山に留め置かれたまま三重県亀山市でなくなられたそうです。
そこで尊のお妃である宮簀媛命が、神剣をここ熱田の地に祀られたのが社の始まりだそうです。

なお、草薙の剣は、壇ノ浦で安徳天皇と共に海底に沈んだとも熱田神宮に保管されているとも
いわれています。

熱田神宮の主祭神は“熱田大神”、熱田大神は草薙剣の神霊とされ、社の由緒によりますと天照大神
のことになるそうです。

名鉄神宮前駅から進むと、東門から厳かな静けさ漂う「熱田の杜」に入っていきます。

熱田神宮鳥居

現在の神明造の社殿は、昭和30年に再建されたもので、平成25年に、真新しい社殿に衣替えして
いるそうです。下の写真は本宮の拝殿になります。

熱田神宮本殿

熱田神宮朱印

笠寺観音 (笠覆寺)

笠寺観音は、名鉄本線笠寺駅から徒歩3分、名古屋市南区笠寺町にある真言宗智山派の寺院です。

正式名称は「笠覆寺」、山号は天林山、本尊は十一面観音になります。

笠寺の歴史によりますと、創建は天平五年(733)、呼続という浜辺に一本の光を放つ浮木が漂着、
近くに住んでいた僧善光がこれで十一面観音を彫り、天林山小松寺を建立したのが始まりだそうです。

それから百数十年が経ったある日、旅の途中でこの地に通りかかった藤原業平が、雨に塗れる
野ざらしの観音像に笠をかぶせる娘を見そめ、都へ連れ帰り“玉照姫”と名付け妻としたそうです。
この縁で兼平と姫により現在の場所に観音像を祀る寺が建立され、笠で覆う寺「笠覆寺」と
名付けられたということです。

池に架かる橋を越えると仁王門、金剛力士像が寺を守っています。

笠寺山門

山門を抜けると正面が本尊の十一面観音を安置する本堂になります。なおご本尊は、秘仏で拝観は
できませんが、玉照姫伝説から笠をかぶっているとのことです。

笠寺本堂

本堂の右手前には、玉照姫そして藤原業平が祀られている小さなお堂があります。

笠寺玉照姫堂

境内には、多宝塔があり、真言宗の古刹の風情を作っていました。

笠寺多宝塔

いただいた御朱印には、本尊の観音様を安置する「大悲閣」と書かれていました。

笠覆寺朱印

泉増院

泉増院は、笠覆寺の山門を出ると斜向かいある笠覆寺の塔頭寺院です。

泉増院入口

本堂には、本尊の大日如来を安置しています。

泉増院本堂

本尊の隣にあるお堂には、「玉照姫」を祀っています。

平安時代のシンデレラ「玉照姫」にあやかろう?と、若い女性の参拝が多いお寺だそうです。

泉増院玉照姫堂

いただいた御朱印は二つ、一つは本尊の「大日如来」になります。

泉増院朱印本尊

二つ目は、「玉照姫」になります。

泉増院玉照姫朱印

成海神社

成海神社は、名鉄本線鳴海駅から徒歩10分ほどの名古屋市緑区鳴海にある主祭神に日本武尊を祀っている神社です。

創建は朱鳥元年(686)、三種の神器の一つ“草薙剣”が熱田に遷座した時、日本武尊の縁により創建されたと

伝えられています。

境内には、神明社、東宮稲荷社(写真下)などニ十近い末社が鎮座しています。

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