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大津 石山寺・三井寺御朱印めぐり

石山寺・三井寺・近江神宮・日吉大社 めぐり

 

湖都の国、滋賀県大津は琵琶湖の南岸に位置し、平城京が開かれる前の7世紀中ごろには、天智天皇が飛鳥から遷都し5年ほど『大津京』がおかれた古都でもあります。
また、紫式部が籠り源氏物語を出筆したと言われる石山寺や1300年の歴史を持つ天台寺門宗の総本山、三井寺などの名刹もあります。

 今回は、石山寺駅から坂本駅を結んでいる“京阪電車;石山坂本線”にのり、湖都の風情を楽しみながら御朱印めぐりをしてきました。

 

 

石山寺

 

JR東海道線石山駅で京阪電車;石山坂本線に乗ると二駅目、およそ5分で石山寺駅に到着します。
ここから瀬田川に沿って7,8分歩くと石山寺に到着です。
石山寺は、東寺真言宗の寺で、山号は石光山、本尊は如意輪観音であり、奈良の長谷寺や京都の
清水寺と並ぶ有数の観音霊場であり、西国三十三観音霊場の13番札所になっています。
石山寺は、天平19年(714)、聖武天皇の勅願により良弁僧正により開かれたと伝えられています。

 

石山寺仁王門

 

下の写真の本堂(国宝)は、正堂、合い間、礼堂の三つからなる複合建築で、正堂は11世紀
にたてられた滋賀県最古の建築物になり、ここに本尊如意輪観音が安置されています。

 

石山寺本堂

 

合の間の東端は紫式部が源氏物語を書いたと部屋と言われ「源氏の間」と称されており、
執筆中の紫式部の像が安置されています。

 

紫式部人形

 

本堂の前には、寺名の由来となった天然記念物の硅灰石(けいかいせき)がそびえており、
天然記念物に指定されています。

 

石山寺経岩石

 

国宝の多宝塔は、1194年に建てられたもので、年代がわかる多宝塔としては日本最古の
ものになります。

 

石山寺多宝塔

 

境内は、広く源氏苑には、紫式部像が建てられ、琵琶湖をかたどった池や滝がある
“無憂園”には、花菖蒲が花を咲かせていました。

 

紫式部像

 

石山寺庭園

 

 御朱印は、西国13番の御詠歌入り、見開きでいただきました。
いただいた御朱印は、「大伽藍」と記されています。
お坊さんが修行する大きなお寺、お堂ということになるかと思います。

 

石山寺朱印

 

御詠歌は、「後のよを 願うこころは かろくとも 佛のちかい おもき石山
と記されています。
「我々の願いはたとえ小さくても、観音様のご慈悲のお心は重くありがたいものである」
と言うことではないかと思います。

 

 

建部大社

 

建部大社は、唐橋前駅から徒歩10分程の所にあり、主祭神に『日本武尊』を祀る、
近江の国一宮に列せられる由緒ある神社です。

 

建部大社門

 

寺伝によりますと、景行天皇の46年、神勅により御妃布多遅比売命(ふたじひめのみこと)が、
神崎郡建部の郷(御名代の地)に尊の神霊を奉斎されたのが当社の草創になるそうです。
また、源頼朝が平家に捕われ、14才にして伊豆に流されるため、京都から関東に下向の折、
当社に参篭して前途を祈願した事が平治物語に記されています。
その後、頼朝は源氏再興の宿願成って、建久元年(1190年)11月右大将として上洛の際、
再び社前で祈願成就の神慮に対し、幾多の神宝と神領を寄進されたそうです。
以来当社は、出世開運、除災厄除、商売繁盛、縁結び、などの神として崇拝されているそうです。

 

建部大社拝殿

 

拝殿(写真上)の奥に本殿と権殿が、同形式の一間社流れ造りで並んで建っています。
また拝殿の右前には、御神木の三本杉が立っています。
この三本杉は、大己貴命が権殿に祀られた際に一夜にして成長したと伝わっています。

 

建部大社石燈篭

 

また境内には、鎌倉時代の1270年に造営されたという石燈籠も建っています。

 

建部大社朱印

 

 

三井寺 (園城寺)

 

三井寺は、三井寺駅から徒歩5分の所にあり、正式名称を園城寺という天台寺門宗の
総本山になる寺院です。
山号は長等山、本尊は弥勒菩薩また観音堂は西国三十三霊場の十四番札所になっています。

 

三井寺山門

 

境内に天智・天武・持統の三天皇の産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから、
「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになったそうです

三井寺は、7世紀に大友氏の氏寺として草創され、平安時代、第五代天台座主・智証大師円珍和尚によって天台別院として中興され、以来一千百余年にわたってその教法を今日に伝えているそうです。

 円珍の没後、比叡山は円珍の門流と、慈覚大師円仁の門流との2派に分かれ、両者は事あるごとに対立するようになったそうです。
比叡山延暦寺を「山門」と別称するのに対し三井寺を「寺門」と称することから、両者の対立抗争を「山門寺門の抗争」などと呼ばれています。
比叡山宗徒による三井寺の焼き討ちは永保元年(1081年)を始め、中世末期までに大規模なものだけで10回、小規模なものまで含めると50回にも上るといわれますが、国宝の金堂を始め、黄不動と呼ばれる日本三不動に数えられる仏像を始め多くの文化財が残っています。

 

三井寺本堂

 

上の写真の金堂(国宝)は、豊臣秀吉の正室北政所によって再建されたもので、
境内でもひときわ大きく威容を誇っています。本尊弥勒菩薩もここに安置されています。
いただいた御朱印には、“弥勒佛”と記されています。

 

三井寺薬師?朱印

 

大門から入るとすぐ右手にあるのが、室町時代に建てられたと言われ、重要文化財に
指定されている釈迦堂です。
もともとは、食堂として使われていたものと思われますが、現在は清涼寺式釈迦如来像を
本尊とする釈迦堂として信仰されています。

 

三井寺釈迦堂

 

いただいた御朱印には、本尊の“釈迦如来”と記されています。

 

三井寺釈迦堂朱印

 

 

重要文化財に指定されている三重塔は、元々は室町時代に大和の比蘇寺に建てられたものを、
徳川家康が三井寺に寄進したものだそうです。
軒が深く荘厳な風格漂うたたずまいを見せていました。

 

 三井寺三重塔

 

観音堂は、元禄2年に再建されたお堂で、県の指定文化財に登録されています。

 

三井寺観音堂

 

本尊は如意輪観音、西国三十三観音霊場の第14番札所になっています。
いただいた御朱印には、“大悲殿”と記されています。

 

三井寺大悲殿

 

 
三尾神社

 

三尾神社は、三井寺の隣接した大津市圓城寺町にある祭神に伊弉諾尊を祀る神社です。

社の由緒によりますと、創建年は不詳のようですが、その昔、伊弉諾尊がこの地に降りられ地主神と
なられましたが、この神は常に赤・白・黒の三つの腰帯をつけていて、その形が三つの尾をひくのに
似ていたので三尾明神と名づけられたそうです。
そしてある時、その三つの腰帯が赤尾神・白尾神・黒尾神となり、その中で赤尾神が本神とされ、
その出現は太古卯の年・卯の月・卯の日・卯の刻・卯の方よりであったそうです。

 

三尾神社の神様のお使いは“ウサギ”、境内のあちこちにウサギがあしらわれ、手水舎もウサギの口から水が
出てくる趣向になっています。 神紋は「真向きのうさぎ」になります。

いただいた御朱印にも「真向きのうさぎ」が押されていました。

 

 

 

近江神宮

 

近江神宮は、近江神宮前駅から徒歩3分の所にあります。
祭神に大津京を開いた天智天皇を祀り、皇紀2600年を記念して昭和15年に創建された神社です。
天智天皇(626-671年)は、第34代舒明天皇の皇子、中大兄皇子であり、藤原鎌足と
ともに蘇我一族を拝し、大化改新(645)を行った人になります。

 

近江神宮楼門

 

特に天智称制6年(667)都を奈良の飛鳥より近江大津宮へ遷され、その後わが国憲法の源をなす「近江令」を制定、学校制度を創始して国民教育の道を開き、また戸籍の制定(庚午年籍)土地制度の改革(班田収授)、当時最新の科学技術を駆使して産業振興を図られるなど、次々に新時代に向けての政策を推進されました。
政治経済の改革・学芸文化の創造発展に寄与され、日本の運命を導いてゆかれたことから開運の神・導きの神として、また産業・文化・学問の神として崇敬されています。

 

近江神宮拝殿・本殿

 

なかでも漏刻(水時計)をお造りになり、社会生活の基本である時報を始められたことはよく知られ、
6月10日の「時の記念日」は、近江朝廷で時報が開始された日を記念して大正9年に制定されたもの
だそうです
。境内には当時のものを復元した「漏刻(水時計)」(写真下)が奉納されています。

近江神宮漏刻

 

 

近江神宮朱印

 

境内には、天智天皇の作と言われる小倉百人一首の巻頭の句『秋の田の 刈穂の庵のとまを
あらみ わが衣手は 露にぬれつつ』の句碑
が建っていました。

 

近江神宮天地天皇歌碑

 

 

日吉大社

 

日吉大社は京阪坂本駅から徒歩5分、比叡山の手前、八王子山のふもとにあります。
全国に3,800社近くあると言われる日吉、日枝、山王神社の総本社で、山王権現と
も呼ばれています。

 

日吉大社鳥居

 

社の由緒によりますと、当社は、およそ2100年前、崇神天皇7年に創祀されたそうです。
平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を
祈る社として、また伝教大師が比叡山に延暦寺を開かれてからは天台宗の護法神として崇敬
を受けているそうです。
また、境内には、およそ3,000本のもみじがあり、関西屈指の紅葉の名所として、秋に
は多くの参拝客で賑わうそうです。

境内を流れる大宮側にかかる石の橋は三つあり、日吉三橋と呼ばれ、重要文化財に指定され
ています。

 

日吉神社大宮橋

 

日吉大社は、東西二つの本宮と五つの摂社からなり、『山王七社』と呼ばれています。
東本宮、西本宮は、ともに本殿は日吉造(ひえづくり)といわれる特殊な建築で、国宝
に指定されています。
東本宮は、境内西にそびえる神体山の八王子山(378m)に鎮座する大山咋神を祀ったものです。
下の写真は、東本宮に通じる楼門と拝殿、そして東本宮でいただいた御朱印になります。

 

日吉大社東本宮楼門

 

日吉大社東本宮拝殿

 

日吉大社東本宮朱印

 

西本宮に入る鳥居は、山王の「山」という文字を表した山王鳥居であり、、神仏習合の
信仰を表す独特の形で、「合掌鳥居」とも呼ばれています。

 

日吉大社合掌鳥居

 

また重要文化財である西本宮楼門には、軒下の4隅に“猿”の彫刻がかかっています。
猿は神様のお使いで『神猿』と呼ばれ、「魔が去る」「何より勝る」として縁起の
良いもの
とされてきたわけです。
楼門の4隅で、お猿さんが楼門を守ってくれているわけです。

 

日吉大社 西本宮楼門

 

日吉大社 西本宮楼門猿

 

西本宮は大津京遷都にあたって奈良県の三輪山より大己貴神(おおなむちのかみ)を
勧請したものです。

 

日吉大社西本宮拝殿

 

西本宮でいただいた御朱印にも「神猿」が押印されていました。

 

日吉大社朱印

 

 

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