楽しい御朱印めぐり

珍しい御朱印

西日本の寺社でいただけるカラフルな御朱印
地域:

宇治上神社・難波神社・八大神社・金神社 御朱印めぐり

御朱印の中には、はっと驚くようなカラフルなご朱印をいただける所があります。

それぞれ、何らかの由来をモチーフにされたカラフルな印が使われていたり、色にも意味がある場合があります。

この記事では、西日本の寺社でいただけるカラフルな御朱印を紹介しています。

 

 

八大神社 (京都府)

 

八大神社は1294年から京都府左京区一乗寺に鎮座する、一乗寺の氏神さまです。
吉川英治の小説”宮本武蔵”の中に、多数の吉岡一門との対決を描いた一乗下り松の決闘
がありますが、その舞台がここ八大神社の境内地です。 武蔵は、一乗下り松に向かう
途中八大神社に立ち寄り必勝祈願をしようとしましたが、『神仏を尊んで、神仏を恃
(たの)まず』と思いとどまり、決戦場に向かったといわれています。

 

京都八大神社

 

八大神社本殿西に、宮本武蔵が吉岡一門と決闘した当時の”下り松(さがりまつ)”の
古木が祀られています。また境内には、宮本武蔵像も建立されています。
いただいた御朱印には、緑色で二刀流の宮本武蔵が押されています。

 

朱印 八大神社

 

 

宇治上神社 (京都府)

 

宇治上神社は、京阪宇治駅からの近く、JR宇治駅からは長い宇治橋をわたって5分
ほど歩いたところにあります。

 

宇治橋

 

平安時代に建てられた神社で、日本最古の本殿を持っています。 拝殿(国宝)は、
鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されており、鎌倉時代の優れた建物です。
平安時代には、現在の宇治神社、宇治上神社の両神社を合わせて離宮明神といわれ
ていたそうです。  
藤原氏が平等院建立の後、宇治上神社はその鎮守社として位置
づけられていたと言われています。

 

宇治上神社

 

ここでいただける御朱印には、一般的な白地に墨書きでいただく普通の御朱印の他に、
カラフルな2つの御朱印があります。
緑色のものは、名物の“宇治茶”にちなんだ濃い目の緑色の地に墨書き、朱印が押されています。

 

朱印 宇治上緑

 

紫色のものは、源氏物語宇治十帖の紫式部にちなんだ鮮やかな紫の地に、“離宮明神”の
名残か金字で“離宮”と書かれています。

 

朱印 宇治上紫

 

 

難波神社 (大阪府)

 

難波神社は、御堂筋沿いの大阪市中央区博労町にある神社です。
社の歴史によると、反正天皇が大阪府松原市に父になる仁徳天皇をご祭神として創建したのが
始まりだそうです。 その後、天王寺区上本町に遷り、豊臣秀吉が大阪城を築城したのち天正年間(1583)に現在地に遷座になったそうです。
そして昭和20年(1945)第二次世界大戦大阪空襲により全焼したため、仮宮によっていたものを
昭和49年(1974)に再建、現在に至るそうです。

 

難波神社本殿

 

難波神社の御神紋は花菖蒲、御朱印には神紋と共に、緑の葉に紫の花、可憐な
花菖蒲が咲いています。

 

朱印 難波神社

 

なお毎年6月初旬には、境内で育った花菖蒲を御神前に御供えする神事“あやめ祭り”が
執り行われ、一般の人も見学ができるそうです。

 

 

下賀茂神社 (京都府)

 

下賀茂神社は、京都市左京区にある神社です。
正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といいますが、“下鴨神社”とか
“下鴨さん”と親しみを込めて呼ばれています。

 

下賀茂神社楼門

 

御祭神の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)は京都山城を開かれた神さまです。
玉依媛命(たまよりひめのみこと)は賀茂建角身命の子供になります。  
ちなみに玉依媛命のお子さん「賀茂別雷大神」は、上賀茂神社の御祭神です。

 

下賀茂神社本殿

 

京都三大祭りの一つで優雅な古趣に富んだ祭として知られる“葵祭”は、平安京建都(794)の百年以上も前から上賀茂、下鴨、両神社の祭礼として行われていたもので、当時は『賀茂祭』と呼ばれていたそうです。
賀茂祭は祭儀に関わる全ての人たち、また社殿の御簾・牛車に至るまで二葉葵を桂の小枝に挿し飾ることから、江戸時代ごろから「葵祭」と呼ばれるようになったとのことです。
二葉葵は、一本の茎が地上から数センチのところで二股に分かれ、それぞれの 先端に5~10センチほどのハート型の葉を対極に2枚つけるのが特徴です。

 

祇王寺双葉葵

 

いただいた御朱印には、神紋であるこの”二葉葵”が押されています。

 

朱印 下賀茂神社

 

金神社  (岐阜県)

 

金神社は、JR岐阜駅から平和通りを北へ徒歩で12,3分、岐阜市金町になる神社で、古くから金運、財運にご利益が高い神社として知られています。

 

金神社入り口

 

創建は、社の由緒によりますと、大変古く成務天皇五年(135)、物部臣賀夫城命が国府をこの地におき、金大神を篤く崇敬したのが始まりになるそうです。

 

金神社全景

 

また主祭神である渟熨斗姫命は景行天皇の第六皇女で、伊奈波神社の主祭神五十瓊敷入彦命の妃になるそうです。

渟熨斗姫命は、私財を使い町を開拓され産業・農業の発展に寄与され、岐阜の街の繁栄の基を造られた神様だそうです。渟熨斗姫命の功績を慕い人々が集まり、財をもたらす神として信仰されるようになり、この地に金大神と称され祀られたそうです。

社殿は、震災や太平洋戦争で焼失、現在の社殿は、昭和六十三年(1988)の再建になるそうです。

 

金神社本殿

 

いただいた御朱印には、神紋の五七桐が金神社ならではのきれいな金色で押されていました。

 

金神社朱印

 

 

 

米田大師寺

 

米田大師寺は、JR曽根駅から徒歩30分、 高砂市阿弥陀町にある真言宗勧修寺山階派の寺院です。

鹿嶋神社の大鳥居から、参道を300メートルほど進んだ右手にひっそりと建っています。

 

 

米田大師

 

 

御朱印は、ご住職が一枚一枚、心を込めて「御朱印アート」といえる御朱印を書いていただけます。 
私は、達磨さんとお地蔵さんの御朱印を見開きでいただいてきました。

 

米田大師朱印大

 

 

 

☆御朱印帳購入先のご案内

 

御朱印帳を専門に製作、販売している業者もあり、様々なデザインの御朱印帳が販売され、インターネットで購入

することが出来ます。 専門業者ですので、品揃えが多く自分好みのグッドなデザインの御朱印帳を手に入れることが
出来ると思います。

なお、一般的には、蛇腹式で40ページか60ページのものを選ばれるとよいと思います。

 

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